面の二段打ちで試合を優位に進めよう
面の二段打ちが上手く出来ますか？
最近の試合では比較的に応じ技が減ってきているので、跳び込み面をしかけられるた方が受けっぱなしになるケースも良く見られますね。
ということは、面を打った側はそこから空いている部位を打つことが出来るということでもあります。
ですが、そこで連続ですぐに打てる人はなかなかいませんが、これが出来れば試合で絶対に優位に立てるのは明らかです。
そして、面の二段打ちや面胴の連続技にしても、打ち方には２種類が考えられます。
一つは最初から相手に避けられることを予想して、はなから面の二段打ちをするつもりではじめから面を打つことです。
これは、こちらが軽く仕掛けただけでもすぐに大きく反応する相手には有効でしょう。
この場合の二段打ちは、あらかじめ打つことを意識して行っているので二段打ちの要領さえ分かっていれば、さほど難しくない筈です。
ですが、これとは逆に、最初の面から１本をとりにいくつもりで思い切って跳び込んで面を打ちに行った場合は、面を打ちに行った時点で体が大きく伸びているので、小手面のように続けざまに次の技を出すのは難しいです。
ですが、この場合は前もって、そのことを頭に入れておき、面を打ってから一拍ないし２拍はかけて次の面を出すようにすれば良いでしょう。
下手に早く最初から打とうとすると、手と脚の動きが噛み合わなくなるので、タイミングの取り方は双方が竹刀を用いて互いの面を打ち込む地稽古で早く打てるように練習するしかありません。
ただ、面の二段打ちにしても、面胴にしても最初の面から次の技との間の時間があまりあいてしまうと、相手との距離が縮まりすぎて元打ちになってしまいます。
その為、連続技で２の技を出す時には手首の素早い返しが必要になります。
なお、特に連億技での面胴の時の胴打ちは、竹刀を切り下げるようなつもりで打つことが大切です。
