勝っている時は場外を背にしない
剣道の試合において、個人戦も団体戦でも自分たちが勝っている状態で迎えることもあると思います。
このような相手が1本をとりに攻めてこなければいけないという状況ということは、逆に言えば、こちらが有利な状況で、精神的な余裕もあるといってもいいかもしれませんね。
そういうケースでは出来るだけ自ら苦しくなる状況を作らないようにしたいものです。
で、勝っている時には自分が場外を背にしてしまうような位置関係にならないように意識して場所取りをしておく必要があるのかなと。
せっかく試合を有利な展開に進めているのに、場外反則にならないように自ら動けない状況にしてしまったら、苦しくなってしまうだけです。(*´Д`)
その為、そうならないように足さばきで円を描くように回り込んで、自分が中心に向かって進んでいくような動きを意識しておくことが大切だと思います。
ただ、仮に場外を背になったとしても、強引に戻ろうとするとかえって隙が出来て危険になるので、相手に対応しながら徐々に中心に戻るようにすることを心掛けるといいです。
いずれにしても、剣道の足捌きでは、前後左右、斜めだけではなく円を描くような足さばきもあります。
これは自宅で一人でも練習することが出来ますが、この時のポイントは、遠い山を見るようなイメージでの目付で行うことがポイントです。
下を向いて回っては隙だらけになってしまいますよね。そのあたりの足さばきのやり方も、しっかり身につけておくことも、試合に勝つには重要な要素にります。